ANJYU's poetry

・・・ANJYU・・・ @_HIKARI700

〇 21

 

 

好き

 

 

好きだ、と

 

認識する

 

 

瞬間に

 

 


笑った顔が浮かぶ


声が浮かぶ

 

 

私の知らない女の人に愛されているあなた

 

あなたの前ではかわいい女でいられるわたし

 

 

 

どこまでいっても交わらないだろうとわかっている

 

 


目指す場所などない


完成も正解もない

 

 


ただ今日も私はあなたの姿を見つけるたびに


好きだと
認識するのです

 

 

 

“ANJYU

 

○ 20

 

 

同じようにみえる日常が

今日は少し違う気がした

 

 

 


今ここにいる全ての人の意識が変わるとき

 

 

世界は簡単に変わる

 


時代は変わり続ける

 

 

私たちの地球は変わり続ける

 

 


時代は変わり、私達は少し軽くなる

 

 

 

多くの人が過去を清算しようとしている

 

 

 

 

 

 

 

大事なものを見失わないように

 

 

私はまたここで生きていくのだ

 

 

 

 

“ANJYU

 

 

○ 19

 

 

いつかあの人は

 

 

私の目の前から消えてしまうのではないかとおもう

 

 

 

 

会いたい人に会えないということほど

苦しいことは

 

 

この世にない

 

 

 

 

たった一日が

 

一週間が

 

あなたに会えない時間が

 

こんなに大きく感じるなんて

 

 

 

 

 

 

 

“ANJYU

 

 

○ 18

 

 

小さい小さい女の子が泣いている

 

 

 

かわいくて

小さくて

無垢で

 

 

幸福の世界からやってきた女の子

 

 

 

 

 

 

暗闇にひとりとじこもり

 

いつの間にか時が過ぎていた

 

 

 

私は彼女に手を差し出して

 

 

 

震える身体を

やさしく抱き寄せる

 

 

 

彼女の痛み

悲しみ

恐怖

希望

喜び

 

 

 

一粒の涙は

彼女の身体は

声をあげ始める

 

 

そして

宙でひとつになる

 

 

 

彼女の笑顔はこの地上で大きな光になる

 

 

 

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〇 17

 

愛しあうのよ


愛しあうのよ

 

 

風の中から
聞こえるあなたを
ささやくように草木を揺らせる

 

 

つながっている心で
決して終わることのない魂の旅

めぐり巡る永久の流れを
いつかまたあなたと

 

 

 

 

 

“ANJYU

 

 

〇 15

「おもっているよりも
ここは綺麗なことばかりではないようだ。」
「この世界には確かにそういう面もあるかもしれないね。でも何を選択していくかは君次第だ。

君は何を望んでいるんだ?
必要なのはそれだけなんだよ。」